人権教育旬間スタート

 「身近な人間関係を見直し、差別や偏見に気づき、差別や偏見、いじめを許さない学級集団・人間関係を築こうとする豊かな人権感覚を身につける生徒を育成する」ことをねらいとしています。人権にかかわる学びはあらゆる教育活動の中で育んでいますが、意識を高めて学び合う機会として年に2回の取組期間を設定しています。
 学習のスタートにあたり校長講話を実施しました。今回のテーマは「今、キミにできること」として、新型コロナ感染症にかかわって、病気・不安・差別の3つの側面から自分にできる取組を考えました。
生徒の感想から
・「コロナ」は人権を考える病気だと感じた。病気、不安、差別といった、人権に関する病気と分かった。僕の願いは、人権問題解消とともに、コロナが収束されて、人としての権利が1人1人にあるようにしてほしいということだ。
・コロナウイルスは病気だけではなく不安や差別といった他の「感染症」までも引き起こしてしまうものだと分かった。コロナウイルスが続いても、みんなの優しい気持ちで乗り越えたい。
・私たちができることは、今までと変わらず、感染症対策やコロナ感染者、学校、地域に対する差別をしないことだと思いました。当たり前のことを当たり前にやることが大事なのだと思います。コロナで気を病むばかりではなく、前向きに考えを持つことができるといいと思いました。